『海水浴ふうせん』を膨らませると浮力が発生し、空中にぷかぷか浮かぶ風船ができあがります。
空は大きな海
ママに海水浴に連れて行ってもらおうとお願いするのび太ですが、軽く断られてしまいました。
ドラえもんは『海水浴ふうせん』を膨らませ、空を広い海に見立てて空遊び(海遊び?)をすることにしたのです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん18巻「風船で海水浴」P193:小学館
ふわふわ浮かぶ船型の風船、浮き輪、海の生き物のおかげで楽しい一時を過ごすことができたのでした。
新しい遊び
ヘリウムガスではなく人の吐く息を入れるだけで浮かぶ『海水浴ふうせん』。
しかも体重129.3kgのドラえもんが乗っても落下しない浮力が生まれます。
気軽に空中遊泳を楽しめる道具で、新しい遊び方が増えることでしょう。
安全性が気になる
この類の道具を見たときに気になるのは安全性でしょう。
もし浮き輪や船から落下したときの安全装置は備わっているのでしょうか。
真っ逆さまに落下してしまわないか心配です。
また、高度を調整する機能もほしいですね。
ずーっと高く浮かびすぎるとあまりの恐怖に落下する恐れが高まりますし、危険極まりない道具です。
このひみつ道具はこの巻で読めます