嬉しさや楽しさ、怒り、悲しみなどの感情を大げさに感じるようになる『カンゲキドリンク』を紹介します。
無感動なのび太
人から親切にされても感動が薄いのび太。
ドラえもんは『カンゲキドリンク』をのび太に飲ませ、感謝の気持ちを高めることに成功します。
ドラえもんプラス6巻「カンゲキドリンク」P127:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ところがのび太は『カンゲキドリンク』を過剰摂取したため感情がおかしくなってしまい、最後はジャイアンまで飲んでしまったものだからさぁ大変!
感情を増幅させます
『カンゲキドリンク』は嬉しさやありがたいという気持ちだけでなく、怒りや悲しみなど人の感情を増幅させる効果があります。
普段は強いジャイアンが転んだだけで大泣きするなど、効果はてきめんです。
幸せを感じる力
のび太は輝く太陽やさわやかな風にさえありがたみを感じ、感動をからだ全体で表現するようになりました。
ドラえもんプラス6巻「カンゲキドリンク」P132:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
こういう気持ちが大切なことはわかりますが、なかなかそれを実際に感動を表現して心底幸福感を感じられる人はごくわずかではないでしょうか。
人の幸せは他者と自己を比較するのではなく、自分自身の内側にあるものだといいます。
『カンゲキドリンク』の効果が続いている間だけは、人は本来の純粋な気持ちを取り戻せるのかもしれません。
ハジメテンもあるよ
何をやっても初めての取り組みに感じる『ハジメテン(コミック29巻)』もあります。
関連ひみつ道具
これも一種の幸福感の感じ方といえるでしょう。
毎回気持ちが新鮮だと何をやっても感動があり、毎日が幸せでしょうね。
このひみつ道具はこの巻で読めます