自然の一部を切り取って持ち運ぶことができる『切りとりナイフとフォーク』。
これがあれば自宅にいながら海水浴ができますよ。
のび太の家は南の海
今年こそ泳ぎの練習をしようと決意したのび太でしたが、留守番を頼まれてしまいます。
ドラえもんは『どこでもドア』で南の海へいき、『切りとりナイフとフォーク』をつかって海の一部を切り取って家に持ち帰るのです。
ドラえもん44巻「海をひと切れ切りとって」P158:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
しずかちゃんも呼んで遊び、雪山を持って帰ってスキーを楽しむなど、家にいながら大自然を満喫したのでした。
自然の一部を切りとります
『切りとりナイフとフォーク』を使うと海や山、風景の一部を切り取って移動させることができます。
切ったところはぽっかり穴があき、周りから見たら不自然極まりないですね。
ドラえもんのように大きく海を切り取ると『どこでもドア』を通らない問題が発生しますが、『四次元ポケット』の中に入れたり『スモールライト』を使って対処できます。
重さは感じなくなる
これは推測ですが、『切りとりフォーク』で突き刺した自然の一部は重量が無くなるか、かなり圧縮されていると思われます。
ドラえもんが海の一部を片手で持ち上げていますが、実際にこの量の水と砂は1トン以上あると思われ、とても軽々と運べるものではありませんよね。
けしきカッターと使い分けよう
景色の一部を切り取って持ち帰ることができる『けしきカッター』がありますが、あちらは写真のようにバッサリと景色を切り、しかも切り取られた箇所は自然が残ったままです。
リアルタイムでその場所の様子がわかるといった特徴があり(雨が降ったら切り取った景色の中も雨が降る、など)、風景画を描くときはそちらのほうがいいでしょう。
『切りとりナイフとフォーク』はその部分がすっぽり無くなってしまうのがネックなため、用途にあわせて使い分けるようにするといいですね。