10円はらうと確実に相手を3回転ばしてくれる『ころばし屋』の紹介です。
殺し屋じゃありません、ころばし屋ですので注意が必要です。
頼もしい存在ころばし屋
ジャイアンに仕返しするための道具としてドラえもんが出したのが『ころばし屋』でした。
10円を払う必要がありますが、たったの10円で相手を確実に3回転ばすことができます。
小さいロボットながらも頼もしい存在で、対象者の居場所を突き止め、何がなんでも3回転ばさないとミッションが終了することはありません。
ジャイアンの転び方を見ても相当なダメージがあることがわかりますね。
ドラえもん13巻「ころばし屋」P106:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ひょんなことから次のターゲットが自分自身になってしまったのび太は、ころばし屋から追われる立場になってしまいました。
なんとか家に逃げ込みましたが、キャンセル料を支払って転ばしを取りやめたのですが、家の階段から落ちて結局転んでしまったという残念なオチで幕を閉じます。
ドラえもん13巻「ころばし屋」P109:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
破格の値段設定
たったの10円で相手を3回転ばせるというのは、よく考えると破格の値段設定といえるでしょう。
日常生活において人はそれほど転ぶことはありません。
1度でも転ぶと体のどこかを擦りむき、肉体的にも精神的にもやられてしまいます。
それを3回も転んでしまうのです。たったの10円で。
地味ながらも効果バツグンのひみつ道具といえるでしょう。
狙った相手を逃さない
名前を言うだけで対象者をどこまでもおいつめるころばし屋。
例えばころばし屋が存在するとして、スポーツ競技などで相手を不利な状況に追い込むことができます。
サッカーの大事なシーンで選手が転んでしまえば、それだけでゲームの流れが変わります。
ライバルチームや過激なファンであれば、大量のころばし屋を使って妨害してくることも考えられますね。
たったの10円で確実なダメージを与えることができるため、これを使わない手はありません。
誤認識に注意
お金を入れたあとはすぐに対象者の名前を言うようにしましょう。
もし意図していない人の名前を途中で聞いてしまうと、誤ってその人がターゲットになってしまうからです。
ドラえもん13巻「ころばし屋」P107:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
取り消すには100円を払えばいいのですが、小学生にとっては100円は大金ですよね。
同姓同名の人はどうやって区別しているかは不明ですが、そこはうまい具合にころばし屋が選別してくれるのでしょう。