小型で使いやすい手持ちの『ライト』です。
地下の聖域はドラえもんによる作品
竜の騎士たちとの激しい戦闘中、宇宙から巨大な隕石が落下。辺りは大混乱に陥りました。
押し寄せる津波から避難するため、ドラえもんは『ポップ地下室』で緊急の避難場所を確保します。
暗い室内を照らすため『ライト』を使いますが、広すぎて明かりが全く届きません。
大長編のび太と竜の騎士P176:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
この場所は恐竜たちの聖域として今後長く伝えられることになるのです。
緊急時の手持ちライト
『ライト』はいわゆる懐中電灯のようなもので、手元で光り、周辺を明るく照らす役割があります。
一般的な部屋ぐらいであれば十分に明るくできるのでしょうが、ドラえもんが慌ててつくった聖域はちょっとした国ぐらいの広さがあり、さすがに『ライト』1個ではまったく光が届かないのです。
周囲を明るくするひみつ道具
暗い室内を照らすひみつ道具には次のようなものもあります。
聖域で使われたのは『日光ゴケ』でした。
地下室には電灯があるはず
聖域として使われることになった『ポップ地下室』には、もともと備え付けのライトがあります。
ドラえもん20巻P174:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
撮影スタジオとしても使えるような仕組みになっているはずなので、壁のボタンを押せば天井からライトで照らすことも可能なのです。
察するに、地下の聖域はあまりにも巨大すぎるため、備え付けの電灯だけでは照度不足と判断して『日光ゴケ』を使ったのではないでしょうか。
もちろん津波から逃げてきたばかりで混乱し、備え付けの電灯を忘れていた可能性が大本命ではあります。
また、『日光ゴケ』が地下帝国に自生していたというストーリー上の大切な事実に結びつけるためには、どうしてもここで登場させておく必要があったと思われます。
このひみつ道具はこの巻で読めます