記憶の入った『メモリーディスク』を読み込んで映像化するための『メモリーディスクプレイヤー』の紹介です。
人の記憶を見てみよう
ママの財布が無くなったり、ジャイアン・スネ夫の記憶を消すために使われた『メモリーディスク』。
CD状のディスクを読み込み、映像として鑑賞することができるのが『メモリーディスクプレーヤー』です。
ジャイアンの記憶の都合の悪い箇所を特定してマジックで塗りつぶすなど記憶の操作も可能で、のび太のおもらし事件が外に出ることはありませんでした。
記憶を読むための必需品
『メモリーディスク』で吸い上げた人の記憶はディスクに入ったままだと何が入っているかわかりません。
それを映像化することで初めて理解できるため、『メモリーディスクプレイヤー』は必須ともいえます。
都合の悪い記憶は消してしまおう
相手に知られたくない記憶が見つかった場合、一旦停止し、針が止まった箇所をマジックで黒く塗りつぶせば記憶を消去することができます。
ドラえもん39巻「メモリーディスク」P32:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
厳密にいえば消去するより記憶を読み取れなくするというほうが正しいでしょう。
レコード針のような形をしているため、ピンポイントで記憶の記録箇所を特定することができるのです。
ポータブルなのでみんなで鑑賞会
あまり喜ばれる趣味ではありませんが、『メモリーディスクプレイヤー』はポータブルで持ち運び可能なため、人の記憶の鑑賞会を行うこともできるでしょう。
無意識で行っている記憶はあやふやになりますが、ディスクをよ〜く磨き込めばまた見えるようになる可能性もあります。
ただし、誰かが自分の記憶を勝手に観ているというのは気持ちがいいものでもありません。
あくまで常識の範囲内で使うようにしましょうね。
このひみつ道具はこの巻で読めます