特定の人にメッセージを送ることができる『メッセージ大砲』。
緊急の要件の時に便利かもしれません。
木イチゴを食べにいこう
ひみつ道具『メッセージ大砲』は任意の人にメッセージを送ることができます。
釣りに行って連絡が取れないパパに対し、会社から家に緊急の用事で電話がありましたが、『メッセージ大砲』のおかげですぐに伝えることができたのです。
ドラえもん35巻「大砲でないしょの話」P9:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
この要領で裏山に生った大量の木イチゴの情報を伝えようとしたのび太ですが、うっかりジャイアンとスネ夫の悪口を吹き込んでしまったからさぁ大変!
お詫びに全員に木イチゴの情報共有することで許してもらったのでした。
ドラえもん35巻「大砲でないしょの話」P12:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
スマホがない時代の連絡手段
パパが釣りに行っていても現代はスマホを使うとすぐ連絡が取れます。
『メッセージ大砲』が登場した時代は携帯電話がまだまだ一般的ではないため、このようなひみつ道具が登場したのでしょう。
秘匿性は皆無
届いたメッセージは壁を越えてどこまでも送ることができますが、その人の周囲一体に声が聞こえてしまうため、ひみつのやりとりには全く向いていません。
大勢がいる場所で使う時には特に注意したいですね。
ざっくり人さがしにも向いている
連絡を取りたい人を指定すると『メッセージ大砲』は映像付きでその人の居場所を特定する機能があります。
ドラえもん35巻「大砲でないしょの話」P7:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
周囲の情報も一緒に映し出される点を利用し、人さがしをする時にも使えますね。
スイッチのON/OFFはこまめにしよう
『メッセージ大砲』の周囲で会話した内用はすべて対象者に向けて送信されてしまいます。
ドラえもんとのび太のようにこっそりジャイアンとスネ夫の悪口を話しているつもりが、いつのまにか筒抜けになっていることも容易に想像できますね。
面倒くさくてもスイッチのON/OFFはしっかり確認するクセをつけましょう。