水ビル建築材

水を原料としたビルを自動的に建築してくれるのが『水ビル建築材』。

これさえあれば夏でも涼しい自分たちだけの城を作ることができますよ。

ウォータービルディング誕生!

夏でも涼しく昼寝ができる場所が欲しい!

のび太の思いつきからスタートした水ビル建築は、原料とする水が大量に存在する海辺で行われることになりました。

『水ビル建築材』に設計図を投入し、専用の水加工用ふりかけセットの大ビンをセットすれば、あとは勝手に機械が作り上げてくれるというすぐれもの。

水ビルを建築する様子
全自動ですべておまかせ!

ドラえもん23巻「水加工用ふりかけ」P86:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

苦心の末に完成した水ビルでしたが、ドラえもんの手違いにより一瞬にして崩れ去ってしまい、跡形もなく消滅してしまったのでした。

建築の心強い味方

水ビル建設という用途は限られてしまうものの、労働力を抑え、時間も手間も省くことができるとても便利な『水ビル建築材』といえるでしょう。

最初の設定さえ終えてしまえば後は自動的に建物が完成するので、本当に楽ちんです。

しかも海水を原料にすれば半永久的に資源を使うことができますよね。

夏場と冬場の取り扱いに注意

涼しくて便利な水ビルですが、注意するべきこともあります。

例えば夏場。

ひんやりして昼寝向けかもしれませんが、場合によっては水がレンズの役割をしてビルの中で火災が発生する可能性があります。

水ビルは光を通す
安全性は確保されているのだろうか?

ドラえもん23巻「水加工用ふりかけ」P91:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

冬場は寒い地方だとビル全体が凍る恐れがあり、中の人が危険にさらされてしまいます。

水ビルは経済的かもしれませんが、用途と使用期間が限定されてしまうというデメリットもありますね。

取り壊す時は慎重に

もし水ビルを内陸に運んでビルとして使う場合、取り壊しの時は慎重になる必要があります。

『水もどしふりかけ』を使えば簡単にビルは崩れるので手間はないのですが、問題は大量の水が周囲に拡散してしまうことです。

真水であればまだしも、海水が広がってしまうと植物が枯れ土壌が荒れ、長期間にわたって悪影響が出る恐れがあります。

それを考えると真水で水ビルを建築するのが最も安全ですが、そうなると水のコストがかかります。

低コストで建築するなら海水一択ですが、環境への問題が残ります。

総合的に考えて最も合理的な方法で賢く建築したいですね。

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