『人間じしゃくベルト』を使うと周囲のあらゆるものを吸い付ける体質に早変わりします。
打率10割のび太?
野球でミスしたらジャイアンにいじめられる、という心配点があるので野球にいきたくないのび太。
ドラえもんは『人間じしゃくベルト』でのび太を磁石にし、ボールを引きつける工夫をしました。
藤子F不二雄大全集ドラえもん15巻「人間じしゃくベルト」P180:小学館
おかげで野球では大活躍だったのですが、便利な道具に味をしめたのび太は次第に『人間じしゃくベルト』でラクするようになっていったのです。
自分が磁石になります
『人間じしゃくベルト』を腰にまき、バックルのボタンを押すと自分の体が磁石になり、周辺のものを吸い付けるようになります。
磁気不良を引き起こすかどうかは不明ですが、未来のひみつ道具ですし、そのあたりはしっかり対策が施されているのでしょう。
何でも吸い寄せるのがネック
本来は磁石にくっつかない人間や野球ボールなど何でも吸い寄せてしまう『人間じしゃくベルト』。
それがメリットでもありデメリットでもあるのですが、使い方を間違えると関係ない人や物を吸い寄せるだけの磁石の塊になってしまいます。
バックルで磁力を調整
ベルトのバックルのダイヤルを左右にひねって調整するとベルトの磁力を変えることができます。
ただしあまり磁力を強くしすぎてしまうと周辺のものを何でも吸い付けてしまい、身動きが取れなくなり、手の施しようが無くなる恐れがあります。
のび太のように野球の打席だけで使うなど用途を限定したほうがよさそうです。
このひみつ道具はこの巻で読めます