あらかじめ決めた予定を確実に実行させてくれる『人間用タイムスイッチ』の紹介です。
規則正しく生活したかっただけなのに
約束したことを守れない効率の悪いのび太はドラえもんから『人間用タイムスイッチ』を借りることに。
事前に決めた予定時刻になったら体が勝手に動くので、規則正しく生活を送ろうと計画を立てます。
ドラえもんプラス4巻「人間用タイムスイッチ」P156:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ところが午前と午後の入力を誤り、夜中の2時から宿題や遊びをするハメに!
昼夜逆転生活になってしまったのです。
ドラえもんプラス4巻「人間用タイムスイッチ」P161:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
高性能ToDoマシン
『人間用タイムスイッチ』に時間と作業内容を声で吹き込み、腕時計のようにはめておくと、時間がきて体が自動的に動くようになります。
途中で作業をやめようとすると手首がキツく縛られて痛みを感じるので、最後までやり抜くしかありません。
強制的にToDoリストを消化するマシンです。
強制目覚ましにおすすめ
『人間用タイムスイッチ』をあらゆる行動管理で使うのは難しいものの、朝起きてからの行動を自動化させるのはとてもおすすめです。
寝ながら起きて着替えも歯磨きもできますし、目が覚めたら朝の準備がすべて完了しているなんてこともできます。
ドラえもんプラス4巻「人間用タイムスイッチ」P158:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
人間の意思に関係なく自動的に体が動く点がすばらしいですね。
同じ機能のタイマー
コミック15巻で登場した『タイマー』は同じ機能を持ったひみつ道具です。
最終的にはネコが運営する会社で使われることになりましたが、機能は全く同じです。
教訓:変化する重要性
『人間用タイムスイッチ』で学べる大切なこと、それは変化することの重要性です。
機械のせいとはいえ、のび太は自分で決めたことを都合が悪いと知りながらやり続けてしまい、結果的に悲惨な結末を迎えてしまいます。
一度決めたこととはいえ、それが自分にとってマイナスと知りながらやり続けることは不幸を招くいい勉強といえるでしょう。
変化することは時に怖いかもしれませんが、思い切って変えてみると物事すんなり行くことだってあるのです。