『落ちないつな』を使えば絶対に落ちない綱渡りができます。
正しい綱渡りのしかた
鉄棒を歩いて渡るジャイアンとスネ夫。
のび太にはこんなことできないよな、とからかう2人に対してドラえもんは『落ちないつな』を取り出します。
藤子F不二雄大全集ドラえもん5巻「落ちないつな」P23:小学館
これを使えば運動神経のないのび太でも簡単に綱渡りができてしまうのです。
さらにこの綱を上から垂らすことで綱登り?もでき、木にひっかかった子どものおもちゃを取ってあげることができました。
落ちないつな
『落ちないつな』をピンと張ってその上を歩くと、絶対に落下することなく安定して歩くことができます。
運動神経に関わらず地上にいる時と同じ感覚で渡れるため、最初こそ恐怖心があっても、数回渡れば怖さもなくなることでしょう。
登ることもできます
『落ちないつな』を高いところから下に垂らすと、そのロープを歩いて上の登ることができます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん5巻「落ちないつな」P23:小学館
綱に足が吸い付いているようにもみえ、こんな状態でも落下しませんので、何も知らない人が見たら驚くことは間違いありません。
ポイントは重力の向き?
渡っても落ちない、登っても落ちない様子を見ると、綱が張られた方向に応じて重力場が変わっているようですね。
歩いている本人からすれば普段通りに足を動かしているだけなのでしょうが、複雑な仕組みが影響しているようです。
高所の登り下りにどうぞ
歩いて上下に移動できる点を利用すると、エレベーターや階段の代わりとして『落ちないつな』を設置すれば、新しいフロア移動の手段として普及しそうです。
垂直に東京タワーやスカイツリーを登ると考えても、せいぜい数百メートル移動するだけ。
そう考えると、垂直に歩けるようになってもフロア移動も大した手間ではないことがわかりますね。
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