オモイコミン

あらゆる事象が自分が思い込んだ通りに変わってしまう『オモイコミン』。

ある意味最強にちかいひみつ道具ですが、調子に乗って使いすぎているといざという時に残りが少なくなってしまいます。

思い込みは最強の自己暗示

宿題をやらない。ゴロゴロしている。野球の誘いを受けようとしない。

結局なにをやってもうまくいかないことを理解しているのび太は、全てにおいてやる気がでません。

そこでドラえもんは『オモイコミン』を取り出します。

これを飲むと、どんな状況でも自分が思い込んだ通りに展開になり、それを達成すれば自動的に現実世界のタスクも終了しているというすぐれもの。

例えば野球をする時。

いつもは豪速球に見える玉も、『オモイコミン』を飲んで風船玉が飛んできていると思い込めばいいんです。

風船だと思い込んだのび太
のび太でも風船玉を打つのは簡単なようだ

ドラえもん22巻「オモイコミン」P150:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

これのおかげでのび太は全打席ホームラン!

このようにあらゆる事象を思い込むことで自分に有利に働かせることが出来るオモイコミンですが、のび太のように調子に乗って使いすぎると在庫が切れてしまうリスクもあるので注意が必要なのです。

オモイコミンを使いすぎたのび太
飲みすぎると人体への悪影響が出たりはしないのだろうか?

ドラえもん22巻「オモイコミン」P151:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

すべてが思い通りになります

1錠飲んで頭で考えた状況が出現し、それをクリアすれば現実世界でも完了しているというなんとも都合のいいひみつ道具。

あののび太でさえジャイアンをボコボコにしたり、野球全打席でホームランなどが達成できるのです。

自分の思い通りの難易度にまで調整可能ということは、どれだけ現実で難しい課題でもスラスラ解けてしまうということです。

オモイコミンがなかったとしても

もし『オモイコミン』がなかったとしても、いわゆる自己暗示でその場を乗り切ることもできるかもしれません。

「野球でヒットを打つ」ということを繰り返し思い込むことで現実になったり、緊張を乗り越えた後の姿をイメージすることで成功に近づける方法です。

現代でも自己啓発本などでも紹介されていますね。

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