『オトシ玉』を引っ張ると、周囲の人からお年玉を無理やりもらうことができます。
お年玉大作戦
お正月に家に来たお客さんからお年玉をもらおうと、ドラえもんとのび太は『オトシ玉』を使って計画を立てます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん10巻「オトシ玉」P436:小学館
ケチで有名なお客さんからお年玉をもらうため、家までおしかける2人ですが、玉が重たくてなかなか引っ張ることができません。
無事にお年玉ゲットとなるのでしょうか。
玉引いてお年玉ゲット
『オトシ玉』はお年玉の名称にかけたひみつ道具です。
ボーリングの玉サイズの玉を地面に置き、それを紐で引っ張ることができれば、周囲にいる人にお年玉をあげさせようという気を起こすことができます。
相手の気分に合わせて重さが変わります
普通の人であれば玉を引っ張る力はそれほど必要ありませんが、相手がケチだったりお年玉をあげたくない気分の人の場合、玉が重たくなります。
これを引っ張るには当然力が必要になるため、2人がかり・3人がかりで紐を引っ張らなくてはいけません。
うかつに使わないように
間違えて『オトシ玉』をずるずる引きずってしまうと、自分たちと全く無関係の第三者からお年玉を徴収することになってしまいます。
持ち運ぶ時は手に持って移動するか、とにかく地面を引きずらないように注意が必要ですね。
引っ張る人も注意
『オトシ玉』を引っ張ってお金を得られるのは紐を引っ張った人だけです。
あまりにもケチな人からお年玉を徴収しようとしたドラえもんとのび太は、玉が重たくて2人の力だけで引っ張ることができず、『怪力ロボット』を使いました。
このロボットのおかげでお年玉を無理やりゲットできたまではよかったのですが、お金の所有権がロボットになってしまったのです。
しっかりと先を考えて使用するようにしましょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます