家の中で釣りを楽しむことができる『おざしきつりぼり』。
ダイヤルを調整して場所を指定することで、どこの湖でも海でも家の中に持ってくることができる優れた道具です。
家の中で釣りを楽しもう
川釣りをしようとしていたところ、運動神経のにぶいのび太を心配してママが許してくれません。
そこで『おざしきつりぼり』を使ってのび太の部屋で釣りをすることになりました。
ドラえもん12巻「勉強べやの釣り堀」P121:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
おざしきつりぼりは近所の水場を探す機能があり、川や海を部屋の中に持ってくることができます。
いい釣り場を探していたところ、水たまりだったり大海原だったり、全く関係ない場所がヒットしていたところ、なんとお湯に当たってしまったドラえもんとのび太。
温泉が湧いたと大喜びでしたが、実はしずかちゃんのお風呂だったというありがちなオチでした。
ドラえもん12巻「勉強べやの釣り堀」P125:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
釣り好きにはたまらない?
家の中にいながらどこでも水場を持ってくることができるので、生粋の釣り好きにはたまらない道具かもしれません。
ただし、釣りはその場所に行くまでの道中だったり釣りの準備だったり、周囲の自然を楽しみながらの釣りが醍醐味だったりするので、家の中の味気ない風景だと飽きてしまうかもしれませんね。
軽い趣味程度で釣りをするならピッタリかもしれません。
水場を指定できない
おざしきつりぼりは、残念ながら特定の水場をピッタリ指定することが困難なようです。
コミックの中でドラえもんが水場を探していたところ、水たまりだったり大海原だったりしずかちゃんのお風呂だったり、とにかく水に関係のある場所がランダムでヒットしたのです。
ドラえもん12巻「勉強べやの釣り堀」P124:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
『あの有名な川のあの場所』なんてピンポイントで指定するのは難しそうですね。
繋がる水場
おざしきつりぼりで部屋の中に持ってきた水場は、四次元空間で水場同士がつながっています。
片方の入り口に飛び込むと、もう片方につながっているというわけです。
これを利用するとどこでもドアのように自由に場所を行き来することができますね。
ただし、水の中に飛び込むという特性上、どこでもドアと比較すると衣服が必ずビショビショになるというデメリットがあります。
水の確保には便利
もし仮に災害などで水が確保できないような事態になると、おざしきつりぼりの力が発揮されます。
必ずどこかの水場に繋がる特性を利用し、水源の確保にはもってこいなのです。
海水だと使い物にならないため、どこか近所の川につなげることができれば安心です。
飲み水までは難しいかもしれませんが、生活水程度なら問題なく使えそうです。