『らくらくとざんぼう』を使ってラクして登山しましょう。
登山の必需品?
のび太に登山は無理?
せっかくジャイアンたちに誘ってもらった登山ですが、のび太は途中でバテる自信しかありません。
そこでドラえもんに『らくらくとざんぼう』を借り、まずは手始めに家の近所の坂道で実験することにしました。
藤子F不二雄大全集ドラえもん16巻「らくらくとざんぼう」P221:小学館
ぼうしのおかげで簡単に坂道を登れるようになったのですが、『らくらくとざんぼう』をジャイアンとスネ夫に奪われてしまったのです。
2人はぼうしの使い方を間違えてしまい、大怪我してしまったのでした。
引力の働く方向を変えます
『らくらくとざんぼう』は頭に羽がついた不思議な帽子です。
羽の向きを変えると引力を受ける方向を捻じ曲げることができ、これをうまく利用することで坂道であっても苦労することなく登ることができるのです。
逆に、平坦な道でもものすごい坂道に感じたりすることもあるので、使い方が難しいですね。
ただし引力の変化を受けるのは『らくらくとざんぼう』をかぶっている本人だけ。
周りの人には一切影響がありません。
羽の曲げすぎ注意
羽を完全に曲げきってしまうと引力を真横から受けることになります。
こうなると平坦な道が90度直角に感じられ、何か障害物にぶつからない限り延々と落下しつづけることになります。
大怪我をしてしまわないよう注意しましょうね。
引力をあやつるひみつ道具
ひみつ道具には引力に関係するひみつ道具がいくつか登場します。
『引力ねじ曲げ機』や『重力ペンキ』がそれで、自然法則すら簡単にあやつってしまう驚きのものばかり。
未来のひみつ道具はさすが一味違いますね。
このひみつ道具はこの巻で読めます