『ラジコンアンテナ』を取り付けたものは何でもラジコンのように操縦可能になります。
スネ夫のラジコン自慢
スネ夫の天才いとこ製作の船ラジコンのお披露目会に仲間外れにされてしまったのび太(いつもの流れですね)。
ドラえもんに泣きついたところ『ラジコンアンテナ』が紹介されました。
藤子F不二雄大全集ドラえもん16巻「ラジコンアンテナ」P174:小学館
あらゆるものをラジコンにして遊んでいたところ、スネ夫の船ラジコンが故障して操作不能になってしまったようです。
最後は船の主導権すらドラえもんが握ってしまい、楽しく遊んだのでした。
好きなものを何でもラジコンに
『ラジコンアンテナ』を取り付けたものは何でも操縦可能になります。
おもちゃの自動車や足こぎの乗り物はもちろんのこと、本物の車でさえラジコンとして操作できるようになるのですから驚きです。
人間に取り付けた事例はなかったのですが、おそらく人間ですらラジコンとして使えるのではないかと思われます。
動力は不要?
専用のプロポ(送信機)で操作するのですが、はっきりした動力源は不明です。
廃車ですら動かすことができる様子を見ると、動力は完全に不要なのかもしれません。
廃棄ガスすら出さないクリーンなエネルギーなのでしょう。
車のラジコンは危険
廃車した車をラジコンとして道路を走らせていたところ、のび太は警官に止められます。
ラジコンだから免許は不要、と押し切ったのび太でしたが、冷静に考えるとラジコンであっても行動を車が走るわけなので、運転の知識と経験は求められるはずです。
運転経験者が操縦するならまだしも、のび太が運転(操作)するのは危険すぎて見ていられません。
未来の国でも同じ問題が起こっているはずですが、いったいどうやって対処しているのでしょうか。
このひみつ道具はこの巻で読めます