オフロードカーのラジコンをリアルな目線で運転することができる『ラジコンシミュレーター』の紹介です。
運転が苦手な人もこれを使えば練習できますね!
のび太の運転の技術
家の中を走るオフロードカー。
実はこれ、ドラえもんが『ラジコンシミュレーター』で操作していたのでした。
ドラえもん22巻「ラジコンシミュレーターでぶっとばせ」P66:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
興味津々で運転するのび太ですが、ドラえもんの制止を振り切って外に飛び出します。
フルスピードで走ったりネコを追いかけたり、のび太の運転技術はなかなかのようです。
最後はジャイアンのラジコンと衝突してしまい、ジャイアンにボコボコにされて大怪我を負ってしまったのび太なのでした。
ドラえもん22巻「ラジコンシミュレーターでぶっとばせ」P73:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
リアルな運転を体感
『ラジコンシミュレーター』は現代でいうところのVRの進化版といえるでしょう。
今でもゴーグルを付けてドローンを操作することはできますが、車でそれを実現しているものはありません。
車の振動に合わせてコックピックにも揺れが伝わるようになっていますし、次のコマを見ると風やG(重力)も感じるようにみえます。
ドラえもん22巻「ラジコンシミュレーターでぶっとばせ」P71:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
今のVRは映像こそリアルですが、どうしても風とG(重力)がないのでいまいちリアリティに欠けるのが難点です。
その点もクリアしている『ラジコンシミュレーター』はさすがとしか言いようがありませんね。
事故でもケガをしない安全性
ストーリーの中でのび太の車はジャイアンのラジコンカーと激しく衝突してしまいます。
それでものび太は全くの無傷。
もちろんこれはシミュレーターなので当然といえば当然ですが、安全性もしっかり考えられているのは嬉しいポイントですね。
人の分身として活躍が期待される
現代では災害時などに人が侵入できない場所の捜索のためにロボットが使われます。
遠隔操作をして中の様子を確認するのが目的ですが、『ラジコンシミュレーター』も同じような使い方ができますね。
車をもう少し小さくすることで狭い場所にも入れますし、耐久性もあります。
福島原発のように放射線が飛び交う現場でも機能するかどうかは不明ですが、未来の技術を搭載したひみつ道具であればその点も大丈夫でしょう。