ちぎった雲の中に入れるとロボットになる『ロボッター』を紹介します。
コミック19巻に登場する『ロボッター』とは異なるひみつ道具です。
天国作りの土台
本当に天国は存在しないのか?
のび太は自分の夢を叶えるため、ドラえもんと一緒に天国作りをスタートします。
2人でできる作業には限界があり、夜通し作業を続けるために『ロボッター』で雲のロボットを用意し、バトンタッチします。
大長編のび太と雲の王国P21:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
天国作りの基礎や細部の作業などあらゆる場面で協力してくれる優秀な助っ人が誕生したのです。
雲がロボットになります
雲をちぎって人型にし、中に『ロボッター』を入れることでロボットになります。
一緒に働くなら見た目がかわいいほうが気分も和みますし、やる気もでますね。
ちなみに、コミック19巻に登場した『ロボッター』は、本や机、家財などに取り付けるとそれらが意思を持って動き始めるという効果があり、雲の王国に登場するロボッターとは異なる機能を持っていました。
ごほうびは太陽電池
『ロボッター』の動力源は太陽電池です。
1日ずっと働いてくれたロボットたちにドラえもんは新しい太陽電池をプレゼントしていました。
大長編のび太と雲の王国P25:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
捉え方を変えると、ご褒美というよりもっと効率的に働かせるためのエサだった可能性も捨てきれませんね。
雲の上で働き続ける以上、太陽エネルギーに困ることはなさそうです。
新しいロボットの形
ロボットというと複雑な構造をし、作成費用もかかり、メンテナンスも大変なイメージがあります。
でも『ロボッター』があれば、従来のロボットの概念を大きく変えてしまうことでしょう。
どんなものでもロボットになって人と一緒に働ける未来が待っているのです。
このひみつ道具はこの巻で読めます