『旅行窓セット』を使うと本当の旅行気分を味わうことができます。
旅の過程を楽しもう
待ちに待った連休。
みんなは旅行に行くのにのび太だけパパの仕事の都合で行くことができません。
ドラえもんは『旅行窓セット』を使って旅行の気分だけでも出そうと協力してくれます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん16巻「旅行窓セット」P530:小学館
すっかり気分がよくなったのび太は、旅先でこっそり友達の写真を撮影し、連休終了後、みんなに写真を見せて驚かせることができたのでした。
好きな場所に移動します
『旅行窓セット』は乗り物ごとに窓が用意されていて、現在地から目的地まで、まるで乗り物に乗っているかのような感じで車窓をながめることができます。
電車、車、飛行機など手段は様々あり、移動時間などを考慮して選ぶことができます。
現地への移動も可能
移動中、『旅行窓セット』の窓を開けると『どこでもドア』のようにその場所に移動することができます。
まるで、旅先の電車やバスでふらっと下車して周辺地域を散策するなんて旅行気分を満喫することもできますね。
目的地に行けばいいというものでもない
家族に旅行を反対されたのび太に対し、ドラえもんは『旅行さえできたらいいんだろう?』と投げかけます。
のび太はパパの仕事の都合が合わなかったり、出不精な親ということもあって家族そろって出かける機会がとても少ないですね。
のび太にとって非日常を体験する意味で旅行は大切なのかもしれませんが、家族の思い出作りとしても旅行は非常に重要なのではないでしょうか。
移動中の過程すら楽しめるのが旅行の醍醐味の一つともいえますので、ドラえもんにもその点を理解してほしいところですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます