遠くの位置の様子を写すことができる『千里眼の池』を紹介します。
気になるアブジルの動向
砂漠で出会ったアブジルの様子が気になるシンドバッドは、夜中に『千里眼の池』を使って動向を探ります。
大長編のび太とドラビアンナイトP138:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
トントンという音に気づいて目が覚めたのび太とドラえもんは、アブジルの今後の動きに注目するようになるのです。
実はこの後、シンドバッドの黄金宮に恐ろしい出来事が待ち受けているのです。
池に映る遠隔地
『千里眼の池』は、遠く離れた位置の様子を水に映し、手に取るようにわかるためのシンドバッドのコレクションの1つです。
これを使うことでシンドバッドは、砂漠の中の黄金宮の中にいながら、世の中のことを手に取るようにわかるわけですね。
あれだけ広い場所に1人でいても寂しくない理由の1つがこれなのでしょう。
調子が悪い時は杖で突く
『千里眼の池』はどうやら長く使っていることによって時々調子がおかしくなるようで、専用の杖で地面をトントン叩くことによりきれいに映像が映るようになります。
『まるで家のテレビのようだ』と例えたのび太の発想力、さすがとしか言いようがありません。
大長編のび太とドラビアンナイトP139:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
シンドバッドのコレクションはタイムトラベラーから譲り受けた未来の道具であることが判明しています。
よく考えれば、道具が壊れたときの修理対応はどうしているのでしょうか。
ひょっとするとストーリーで紹介されていないだけで、シンドバッドのコレクションの中には未来とコンタクトを取り、必要な時に修理が受けられる状態が整っている可能性も考えられますね。
似たひみつ道具
ドラえもんのひみつ道具には『千里眼の池』に似た効果を持つものがあります。
挙げればキリがありませんが、未来にはたくさんこの類の道具がそろっていますね。