『専用電車』は既存の線路に乗せて使う自分たち専用の電車です。
満員電車はお構いなし
電車に乗ろうとしているドラえもんとのび太ですが、満員電車にうんざりな気分。
そこで『専用電車』を取り出し、線路に並べて2人で乗車しました。
藤子F不二雄大全集ドラえもん18巻「せん用電車で行こう」P47:小学館
自宅まで専用レーンを敷設して移動していたところ、本物の電車が後ろを誤って付いてきてしまい、あわや大惨事につながるところでした。
自分だけの電車
『専用電車』は2人乗りの電車のこと。
既存のレール幅に合わせて走ることができ、遊園地などに置いてあるおもちゃの電車みたいな見た目をしています。
おそらく車両を連結することも可能と思われますが、詳細は不明です。
レール敷設も可能
『専用電車』は自らレールを敷設しながら走ることができます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん18巻「せん用電車で行こう」P48:小学館
進みたい方向に自動でレールを敷き、その上を走り続けるわけです。
線路がない場所でも自由に移動できる反面、線路が他人の邪魔になったり車が通れなくなるデメリットもあり、一長一短ですね。
また、枕木や石を敷かず直接道路の上にレールが敷かれていることから、周囲の騒音もかなりの問題になることでしょう。
リニアが主流?
未来の世界の乗り物がわざわざ線路を利用することは考えにくいのでは、と感じます。
リニア仕様にしてどこでも自由に移動するのが未来の乗り物というイメージですよね。
おそらく『専用電車』はのび太の世界の事情に合わせてあえて線路を利用しているだけで、本当は線路が無くても走れる可能性もありますね。
このひみつ道具はこの巻で読めます