映画やおしばいのセットを簡単に作成する『セットメーカー』というひみつ道具です。
家やお城でダマし通そう
突然の家庭訪問になんとか対策を考えたいのび太。
ドラえもんから『セットメーカー』を借り、自宅にそっくりなセットを作成して先生を誘導することに成功します。
ドラえもん40巻「またまた先生がくる」P18:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
一方のび太はしずかちゃんをお城に連れいてく約束もしていたのでお城も『セットメーカー』で作成。
先生もしずかちゃんも両方にボロが出ないよう取り繕う中、なぜか最後はドラえもんが怒られてしまうという理不尽な結末を迎えます。
映画のセットをお手軽に
『セットメーカー』は頭でイメージしたものをセットとして出現させる効果があります。
見た目は立派ですが、裏からみるとハリボテのままなので足りない部分は『セットメーカー』で付け足していきましょう。
ドラえもん40巻「またまた先生がくる」P19:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
簡易的な住宅もこれでOK
イメージ力があれば住む場所ですら『セットメーカー』で作成できそうです。
ただし雨風を防ぐだけならセットで十分ですが、防寒面や通気性では性能が足りないと思われるため、永住するには不向きでしょう。
大道具の仕事よ、さようなら
映画やテレビではおおがなりなセットを組む大道具の仕事がありますが、『セットメーカー』が現実のものになるとそれらの仕事が奪われてしまう可能性が高いですね。
労力を必要とせず、想像力がむしろものをいう『セットメーカー』なので体力もいらず、怪我もない。
喜ぶ人がいれば一方で被害を受ける人も出てくるでしょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます