『すいこむ糸電話』を使うと、もう片方の糸電話の先にあるものを吸い込むことができます。
すいこむ糸電話
糸電話は話す側と聞く側でペアになったカップが存在します。
「すいこめ」の掛け声を発することで、片方のカップの先にあるものをもう片方に吸い込むことができます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん18巻「すいこむ糸電話」P138:小学館
小さくなって糸の中を通過する仕組みのようで、人間であっても通ることができます。
糸が伸びれば使い道あり
見た感じ糸の長さはせいぜい60cm〜70cmしかなく、そんな短い距離のものを吸い込むだけであまり使い道はないように思われます。
これがもし好きなだけ延長できる糸であれば、例えば自宅と会社のようによく移動する先にあらかじめ糸電話を仕掛けておき、出勤時間になったら会社側から自分を吸い込んでもらうことで一瞬で移動することができます。
もちろん、そんな長い糸を道路に垂らしておくわけなので切れてしまう恐れは十分にあるでしょう。
また、誰かに吸い込んでもらうのもよく考えると手間ですよね。
ゲーム会にいいかも
『すいこむ糸電話』をたくさん用意しておき、糸の中心を一箇所にあつめ、カップ同士どれがつながっているかわからないように工夫します。
吸い込まれる側にはゲーム性を高めるためにお菓子やハズレ商品を準備しておき、ビンゴで当たった人がカップを吸い込むという余興もいいかもしれませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます