動きの一瞬を捉えて動きを止めてしまう『瞬間固定カメラ』の紹介です。
ジャイアンリサイタル対策
『瞬間固定カメラ』は現象や動物の動きをストップし、じっくり観察する目的で作られたひみつ道具です。
しずかちゃんの動きを止めたり、ドラえもんとのび太は木の上から落ちて地面スレスレで固定するなどバンジージャンプ以上の危険スポーツを楽しんでいます。
ドラえもん29巻「あいつを固めちゃえ」P93:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
一方その頃いつもの空き地では恐怖のジャイアンリサイタルが開催中。
2人は『瞬間固定カメラ』でジャイアンの動きをストップし、みんなを苦痛から開放することに成功したのでした。
最後はいったいどうやってジャイアンの動きを再開したのか気になるところです。
ドラえもん29巻「あいつを固めちゃえ」P95:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
特定の対象物の動きをストップ
カメラの被写体になったものの動きを止める『瞬間固定カメラ』。
シャッターチャンスを捉え、目では捉えきれない一瞬の動きを長時間観察したり見比べたりする時に最適でしょう。
運動エネルギーは保存されたまま
動きを固定されたものは運動エネルギーを保存したままの状態です。
シャッターを解除した瞬間に直前の動作を繰り返すため、野球のボールのように勢いよく飛び出してしまうこともあるので注意が必要ですね。
ドラえもん29巻「あいつを固めちゃえ」P90:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
人よりも現象向き
同じく相手の動きをストップするひみつ道具に『相手ストッパー』がありますね。
指定した人の動きを止める道具で『瞬間固定カメラ』に似ています。
『相手ストッパー』は名前を指定するだけで遠く離れた位置からでも効果があるのに対し、『瞬間固定カメラ』はその場に撮影者と対象物がいる必要があります。
また『瞬間固定カメラ』だと水のしぶきや動物、ボールのへこみなど現象を一瞬を切り取ることが可能なので、状況に応じてこれら2つを使い分けることが大切ですね。