お宝がいっぱい詰まった宝箱がロケットの要領で飛んでいき、送られてきた暗号をもとに宝探しを楽しむことができるひみつ道具『宝さがしごっこセット』です。
宝箱の中に本物の宝石を入れたりお金を入れることで、臨場感が増しますね。
宝探しにでかけよう
宝探しに関係する本を読み、自分も宝探しをしたくてたまらないのび太。
なんにでもすぐ感化されるところがのび太のいいところですね。
ドラえもんが出したのは『宝さがしごっこセット』。
宝石箱が飛んでいった先を暗号を頼りに探すおもちゃのようなひみつ道具です。
臨場感を出すために宝箱にはママのネックレスとパパのカメラを入れたドラえもんとのび太。
暗号を頼りに山にいくと、そこには自分たちと同じように宝を探す男性と出会います。
ドラえもん13巻「宝さがしごっこセット」P77:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
お互いが先を越されまいと競争を始めたのですが、なんと男性が探していたのは大判・小判の本物の宝物!
ついついおもちゃのほうにばかり気がいっていたドラえもんとのび太は、本物の宝物を目の前にしていたのでした。
ドラえもん13巻「宝さがしごっこセット」P85:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
アクティビティにピッタリ
小学生の頭でも解けるほど簡単な暗号が送られてくるため、子どもが楽しむアクティビティにぴったりな『宝さがしごっこセット』。
頭と足を使って宝を探すので、これをじょうずにつかってイベントを開催するなどすれば喜ばれそうですね。
ドラえもんの道具を使うのは反則
宝さがしごっこセットの宝箱ロケットは、ジャイアンとスネ夫がハイキングに出かけた八つ神山(やつがみやま)まで飛んでいきました。
小学生の足で行ける程度の山なので、それほど遠く離れてはいないようです。
しかし、ドラえもんとのび太は一刻も早く宝箱を見つけるべく、どこでもドアを使って山に移動したのです。
こういう宝探しは移動1つとってもみても楽しいもので、そこをひみつ道具を使って過程をすっ飛ばすのはあまりよくありません。
さすがにタケコプターで空から探すということはなかったのが救いです。
さぞかし大きな話題になるはず
八つ神山から見つかった大判・小判は、それはそれは大きなニュースになるはずです。
そもそも昔の宝物が山を掘り起こして出てくるなんてことも珍しいですが、見つかったものが大判・小判ともなればマスコミが放っておくわけもありません。
宝探しをしていた男性は取材を受け、探検家や専門家が山に押し寄せて大ニュースになること間違いなしです。
実は第一発見者がドラえもんたちというのは、おそらく永遠に語られることのない事実として残ることでしょう。