世界に散らばる宝の在り処を教えてくれる『宝さがし地図と針』。
専用の針で精確に宝の位置を刺す必要があります。
いざ、大海原へ宝探し
海賊の秘宝に見せられたのび太は宝探しをしたい気持ちが大きくなります。
ドラえもんが取り出した『宝さがし地図と針』で見事一発で宝の位置をつきとめた強運ののび太は、帆船で航海を楽しみながら宝島を目指します。
ドラえもん45巻「南海の大冒険」P32:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
途中でジャイアンやスネ夫にも強力してもらいつつ、ようやくたどり着いた宝島ではすでに財宝はもぬけの殻。
果たしてこの後2人はどうなってしまったのでしょうか?
ドラえもん45巻「南海の大冒険」P49:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
根気のいる宝探し
『宝さがし地図と針』があれば誰でも宝物を見つけることができます。
世界を分けた360枚の宝の地図に1ミリ間隔でピンポイントで専用の針を刺し、宝があればブザーが鳴る仕組みです。
これをたった一発でいきなり当ててしまったのび太。かなりの偉業を達成したことになります。
宝のグレードは不明
『宝さがし地図と針』がどの程度の宝物に反応するかは不明です。
コミックでは100億円相当の宝物(結果的にすでに回収された後でしたが)に反応していましたが、それ以下だとどうでしょうか?
1億円相当の宝物だったら?100万円相当だったら?
設定で反応金額を変更できればいいのですが、それができるかどうか不明です。
確実に宝を見つける方法
『宝さがし地図と針』を使い、確実に宝物を見つける方法をお教えします。
ドラえもん45巻「南海の大冒険」P33:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
上のコミックから、地図1枚あたりの大きさは縦40cm・横90cmと仮定します。
1ミリ間隔で針で刺す必要があるため、ミリ換算すると縦400ミリ・横900ミリとなり、面積は360,000平方ミリメートル、つまり1枚の地図を隅から隅まで探すには360,000回突き刺すことがわかりました。
まず、宝探し針の取っ手をはずし、研磨機などで針の太さが1ミリになるよう削ります。続いて『フエルミラー』を用意し、削った針を360,000万本コピーします。
それを縦400本・横900本になるように並べて固定し、宝さがし地図全面を上からグサッと突き刺せばいいのです。
こうすればわずか360回突き刺すだけで理論的には確実に宝物が見つかることでしょう。
しかし、仮に針1本1gと仮定しても360,000g、つまり360kgもの重量に相当するため、なんらかのひみつ道具による援助が必要でしょう。