自分のたましいを吹き込み、相手を思いのままに操ることができる『たましいふきこみ銃』というひみつ道具を紹介します。
他人を操るのは難しい
いつもいじめられてばかりいるジャイアンに仕返しするためのひみつ道具として、ドラえもんから『たましいふきこみ銃』を借りるのび太。
自分のたましいを半分相手に吹き込むことで行動を支配し、思い通りに操ることが可能になるのです。
ドラえもん34巻「たましいふきこみ銃」P106:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ママやしずかちゃんを練習台にし、とうとうジャイアンをボコボコにすることができたのび太。
てっきりジャイアンは弱虫だと勘違いしたスネ夫がジャイアンに襲いかかり、最後は返り討ちにされてしまったのでした。
ドラえもん34巻「たましいふきこみ銃」P109:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
自分の分身が誕生
『たましいふきこみ銃』を使うと、思い通りに操るもう1人の自分が誕生したようなものです。
自分の手をわずらわせることなく相手を意のままにできるのですから、こんなに楽なひみつ道具はありません。
慣れるまでに時間が必要
いくらたましいを吹き込んだとはいえ、あくまでも他人の体であることは変わりません。
操縦に慣れるまではしばらく時間がかかるようで、のび太のように他人を実験台にするのはある意味正しい行動といえるのかもしれません。
使用後はたましいを回収しておこう
吹き込んだ自分の半分のたましいは、後できちんと回収することを忘れないようにしましょう。
ストーリーを読む限り、例え自分のたましいが半分になっていたとしても不都合はなさそうですが、ひょっとすると寿命や体力、あらゆる能力が半分になるなどデメリットも考えられますしね。
このひみつ道具はこの巻で読めます