『手ぶくろ』をつかって砂を固めると、崩れることなく好きな形で固定させることができますよ。
砂あそびの救世主
いくら砂でお城や家をつくってもすぐに壊れてしまって残念なおもいをしたこと、ありませんか?
そんなときは『手ぶくろ』を使って作ってみましょう。
不思議なことに、砂が全く崩れることなく思った通りの形に仕上がります。
藤子F不二雄大全集ドラえもん18巻「手ぶくろですな遊び」P185:小学館
これでいつまでも自分が作ったものを残すことができますね。
人が乗っても大丈夫
本来はサラサラした砂ですが、『手ぶくろ』で形成したものは人が乗ってもぶら下がっても崩れることがありません。
見た目は砂のままですが、中でがっちり固まっているようで、ちょっとやそっとの衝撃にはびくともしない仕様のようです。
保持期間は不明
とはいえ、砂場は基本的にみんなのものなので、いつまでも砂のお城や家が残ってしまうと他の人が遊べなくなってしまいます。
『手ぶくろ』の効果が持続する時間は詳細に語られてはいませんが、もってもせいぜい1日がいいところではないでしょうか。
遊びにおすすめ
『手ぶくろ』が幅広く使われるシーンはなかなか想像できませんが、基本的には子どもの砂遊びに使われることでしょう。
公園や砂浜での使用が想定され、普段の砂遊びと違った楽しみ方ができそうです。
また、一時的な足場作りとしても使えるかもしれません。
どうせ普通の砂に戻る(であろう)性質をいかし、ちょっと高いところの作業をする際に砂を利用し、時間経過で普通の砂に戻ります。
保管場所にも困らず、必要な時だけ『手ぶくろ』で足場を作ればいいので便利かもしれませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます