『トレアドール』を使うと危険な猛獣を遠くに誘いだしてくれます。
古代の日本を満喫
まだ誰も日本に人がいない時代へ家出し、自分たちだけの場所作りがしたい!
ドラえもんたちはそんな想いを胸に7万年前の過去に向かいます。
危険な猛獣に襲われそうになったところを『トレアドール』でうまく逃がすなどして、ドラえもんたちはまず居住空間作りからスタートするのです。
大長編のび太の日本誕生P33:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
闘牛士のような人形
『トレアドール』は小さい人形で、見た目は闘牛士のような格好をしています。
猛獣に向かって投げるとマントを開き、猛獣を誘い寄せ、はるか遠くまで連れて行ってくれます。
大長編のび太の日本誕生P34:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
小さいけど頼もしい存在です。
昔の時代では必要不可欠
今と違い、はるか昔の時代は猛獣たちが住む自然界で人は暮らしていました。
襲われないように自衛する必要があったわけですが、何も知らないドラえもんたちが安全に生活するためには『トレアドール』のような守ってくれる存在が必要不可欠でしょう。
登場は一度きり
『トレアドール』の登場はこの1度きりです。
猛獣に襲われるシーンといえば、例えば『大長編 のび太の恐竜』でのび太がティラノサウルスに襲われる時がありますが、そこでは登場していません。
恐竜を猛獣といえるかどうかは不明ですが、『トレアドール』があればのび太はもう少し安全に過ごせていたのかもしれませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます