水中バギー

海底鬼岩城を語る上で欠かせないのが『水中バギー』、通称バギーちゃんです。

ロボットの案内人

海底探検をするドラえもんたちをナビゲートするのは『水中バギー』ことバギーちゃん。

物語の始まりから終わりまで活躍し、冒険を盛り上げる役目を担います。

水中バギー
楽しい冒険の始まり

大長編のび太の海底鬼岩城P9:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

バミューダトライアングルの秘宝を探し求めるジャイアンたちが苦しめられたり、ポセイドンの攻撃にあうなどスリル満点の海底冒険のはじまりです。

海のエキスパート

海に関するあらゆる情報を持ち合わせ、高速で海底を移動したり喋ったりする自動車型ロボット『水中バギー』。

気に入らないことがあるとガイドしなくなったりより好みする性格が特徴です。

命を張った行動

好きな人のためには命さえも惜しまない勇気ある行動ができるのが『水中バギー』の大きなポイントでしょう。

水中バギー
勇気ある行動だ

大長編のび太の海底鬼岩城P203:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

あやうく敵にやられそうになったドラえもんたちを救ったのは勇気あるバギーの捨て身の攻撃でした。

しずかちゃんを助けるためとはいえ、自らを犠牲にしてやり遂げる姿勢に涙が止まりませんね。

理性と感情を持つロボット

基本はロボットなので命令に忠実で論理的な思考をする反面、感情に身を任せた行動を取るなどまるで人間のような『水中バギー』。

『テキオー灯』の効果が切れかかって今にも死にそうなジャイアンとスネ夫を目の前に、「シヌンデスカ、ダラシナイモノダネ」と冷たく言い放つのはまるでロボットです。

水中バギー
どうしようもない状況ではあるのだが

大長編のび太の海底鬼岩城P68:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

たしかにバギー自身がどうしようもない状況であったことは確かで、慌てたところでなすすべなしなしとプログラムが判断したということなのでしょう。

かと思えばしずかちゃんを守る行動を取るなど、やっていることだけを見ると一人の人間を見ているような感覚になりますね。

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