タッチした相手と自分の役割を交換してしまう『タッチ手ぶくろ』。
いいことも悪いことも立場が入れ替わるため、使い所が肝心なひみつ道具です。
タッチ手ぶくろを使いこなそう
要領の悪いのび太は、自分がやっていないことでものび太のせいにされてしまうことがあります。
そんな時に『タッチ手ぶくろ』を使って誰かにタッチすると、自分の損な役割を誰かに任せることができるのです。
ドラえもん17巻「タッチ手ぶくろ」P70:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
自分と相手の役割を入れ替えられることをいいことに、しずかちゃんの家庭教師と役割を入れかえたり、先生からの怒られ役を犬と入れかえたり、やりたい放題。
殴りかかってきたジャイアンにタッチすることで、ジャイアンは自分自身を殴る結果になってしまい、一件落着したのび太なのでした。
ドラえもん17巻「タッチ手ぶくろ」P75:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
人の人生を一瞬だけ生きることができる
『タッチ手ぶくろ』を上手に使いこなすと、人の人生をあたかも自分のもののように生きることができます。
例えば、注目を浴びている芸能人にタッチすることができれば、それ以降は自分が芸能人として生きることになります。
とはいえ、効果が永続するとは思われないため、一時的に人生を入れ替えることができる程度と考えておきましょう。
能力は引き継がれない
『タッチ手ぶくろ』で他人と入れ替わっても、その人の能力を受け継ぐことはできません。
家庭教師と入れ替わったのび太ですが、のび太の頭のレベルはのび太のままでした。
一時的に立場を入れ替えるだけなので、過度な信頼は寄せないようにしましょう。
ドラえもんの手に指が生えた
タッチ手ぶくろの使い方をのび太に説明するドラえもん。
そのシーンをよく見ると、ドラえもんのお団子の手に指が生えていることがわかります。
ドラえもん17巻「タッチ手ぶくろ」P70:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
しっかりとドラやきを掴んでいることがわかりますね。
手ぶくろの中に指先がしっかり入ってなくても動かすことができるのかはわかりませんが、違和感たっぷりの一コマです。
ドラえもんは状況に応じて腕が伸びたり歯が生えたりするため、この時もひょっとすると一時的に指が生えていたと考えることもできますね。