家をアスレチックに変えてしまう不思議なひみつ道具『アスレチックハウス』の紹介です。
運動不足のあなたにぴったりですね!
アスレチックはほどほどに
ゴロゴロ寝ているのび太に運動を促しますが、のび太は全くやる気なし。
ドラえもんは『アスレチックハウス』を使い、のび太の家全体をアスレチックに変えてしまいます。
ところがその被害を受けたのは、当のドラえもんとママ、そしてお客さんの3人。
ドラえもん19巻「アスレチックハウス」P7:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
廊下はルームランナーのように動くし、座布団はトランポリンになるし、ふすまは重量挙げのように重たいという運動満載なびっくりハウス!
ドラえもんが命からがら機械をストップできた頃には、みんな疲れ果てて倒れてしまったのでした。
ドラえもん19巻「アスレチックハウス」P11:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
弊害の多いアスレチックハウス
家はもともと家族がゆっくりくつろぐ場所ですが、そこをアスレチックに変えてしまうといろいろと弊害が出ます。
コミックでの紹介はありませんでしたが、例えばトイレを使いたいのになかなか扉が開かなかったりするでしょうし、寝たいのに布団がトランポリンになっていたり、普通の生活を送るのも一苦労しそうです。
よほど運動が好きな家族でない限り、不用意にアスレチックハウスを使うのはやめたほうがいいでしょう。
タケコプターを使えばよかったドラえもん
ドラえもんはアスレチックハウスを止めるため、数々の運動をこなしながら屋根裏を目指します。
運動の苦手なドラえもんはヒーヒーいいながらたどり着くのですが、はじめからタケコプターを使って屋根裏までいけば一瞬で済んだはず。
ドラえもん19巻「アスレチックハウス」P10:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
あせるとそこまで思考がまわらなかったのでしょう、すっかり参ってしまったドラえもんなのでした。
カスタマイズできれば嬉しい
とはいうものの、健康な体を維持するのに運動は欠かせません。
例えば設定を変えれば廊下だけアスレチックにするとか、部分的に運動強度を変更できるなど、自分好みにカスタマイズできれば嬉しいですね。
適度な負荷がかかるように、しかも日常生活に影響が出ないように調整すれば、運動しながら生活できる理想的な家になることでしょう。