4つのカメラが飛び回り、4つの画面で同時に探しものができる『あっちこっちテレビ』。
希少動物のエリマキミミズ(カエル)を捜索するために使われました。
ドンジャラ村のホイくん登場
のび太が偶然見かけたエリマキガエル。
新種の動物かと周囲が騒ぎ立て、誰かに捕まえられる前に保護しようと考えるドラえもんとのび太の2人。
『あっちこっちテレビ』を使って捜索したところ、なんと小人のホイくんを見つけてしまったのです。
ドラえもん35巻「ドンジャラ村のホイ」P174:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
人間のせいで住む場所を奪われてしまった小人族に人たちを助けるべく2人は奮闘します。
最後はアマゾンの奥地に引っ越して新しい拠点として小人族は再スタートをきったのでした。
効率的に捜索
『あっちこっちテレビ』には4つのロケット型カメラがあるため、一度に多方面を捜索することができます。
モニターは少し小さめですが、効率よく探すことができますね。
モニターは複数人での使用がおすすめ
対象物を探す時はぜひ複数人でモニターを眺めるようにしましょう。
一瞬写ったあやしいものを見逃してしまっては意味がなく、ホイくんを発見したのび太も偶然怪しいものを見つけたことがきっかけで、ドラえもんは完全にスルーしていましたね。
ドラえもん35巻「ドンジャラ村のホイ」P174:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
探しものの特徴をカメラにインプットして自動捜索ができればいいのですが、コミックを読む限りそういう機能はついていないようです。
カメラは高速移動している?
手のひらサイズほどのカメラですが、実はかなり高速で移動していて周りに見えない可能性が考えられます。
ドラえもん35巻「ドンジャラ村のホイ」P173:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
上のコマはジャイアンとスネ夫の間をすり抜けるカメラの様子ですが、スネ夫はともかくジャイアンもカメラに気付いている様子はありません。
これだけ大きなカメラが飛んでいれば嫌でも気付きそうなものですが、ケンカが強くて人よりも警戒心があると思われるジャイアンですら見えていないようです。
つまりそれだけカメラが高速で移動している可能性が考えられるわけですね。
人にぶつかったりしたら大怪我につながってしまうため、『あっちこっちテレビ』を使うときは十分に注意したほうがよさそうです。