『チャンピオングローブ』をはめてケンカすると絶対に相手に勝つことができます。
いじめられた仕返しを!
いつものようにジャイアンとスネ夫にいじめられたのび太は仕返しを考えます。
ドラえもんからは『チャンピオングローブ』で絶対に勝てるケンカをしてこいと促されますが、のび太は拒否!
ドラえもんプラス5巻「ペンシルミサイルと自動しかえしレーダー」P155:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
代わりに使う『ペンシルミサイル』で、全員が悲惨な目にあうとも知らず・・・。
勝てないケンカはありません
『チャンピオングローブ』でケンカすると必ず相手に勝つことができます。
内蔵コンピューターが動きを読み、効果的なパンチを繰り出すわけです。
そんな優秀なひみつ道具でさえ、のび太は自分でやるのが面倒くさいの一言で片付けてしまうのです。
これにあきれたドラえもんの顔が印象的すぎます。
ドラえもんプラス5巻「ペンシルミサイルと自動しかえしレーダー」P155:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
あいこグローブとの違い
コミック43巻に『あいこグローブ』というひみつ道具が登場しました。
見た目は『チャンピオングローブ』とそっくりですが、基本機能が異なります。
『チャンピオングローブ』は必ず相手に勝つのに対し、『あいこグローブ』は強さがお互い同じになるのです。
あとは気力の勝負!勝ちたい気持ちが強いほうが勝つという、ガチンコルールでの戦いになるのです。
今回ののび太は面倒臭さを感じて完全にやる気無しなので、こういう場合は『チャンピオングローブ』が素直に使いやすいでしょう。
のび太の悪い面
ドラえもんがあきれていたように、のび太は基本的に面倒くさがり屋なのです。
楽して勝ちたい、苦労したくないという気持ちが強く、頻繁にいじめられるのでその度仕返しするのが面倒くさい、なのでお手軽に勝てる道具が欲しいと、思考の過程としては堕落者そのものなのです。
ひみつ道具が便利すぎることも原因の1つなのでしょうが、時にはドラえもんが厳しく接することも必要なのかもしれませんね。