『チューイングピザ』はご飯として食べることができる携帯用のタブレットです。
中生代の星を探検
ドリーマーズランドのアトラクションの1つ、中生代の星を冒険することにしたドラえもんたち。
食事として『チューイングピザ』を携帯して各々わかれて恐竜を探すのですが、その途中で恐竜ロボットがすべて停止してしまうトラブルが発生します。
大長編のび太と銀河超特急P121:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
どうやらロボットをコントロールする中央惑星で異変が起こったようで、その解決のためにドラえもんたちは乗り込んでいくのです。
お腹を満たす携帯食
『チューイングピザ』はお手軽に食事ができる便利な秘密道具です。
携帯性に優れ、カバンやポケットに忍ばせることができ、重量も軽いです。
遠出する時や旅行など1つ持っておけば安心できそうですね。
ジャイアンが言うには、これ1粒で結構お腹が膨れるようです。
大飯食らいのジャイアンのお腹を満たすと言う事は、大人が食べてもそこそこ満足感を感じられると思われます。
未来の食事の形態
ドラえもんがいる未来の世界では、ほとんどの食事はこういう形態に置き換わっているのかもしれません。
コミックス20巻『雪山のロマンス』で登場した未来のしずかちゃんは、『チューイングピザ』に似た形の携帯食を持ち、雪山を登山していましたね。
これさえあれば万能なのか?
気になるのは味と栄養ではないでしょうか。
特に味に関する不満の描写はありませんので、味はいいとしてもあとは栄養面です。
こんな小さなタブレットに人が生きていくだけの十分な栄養素が含まれているとは思いませんが、これは未来のひみつ道具ですよね。
あらゆる栄養素が詰め込まれ、いわゆる万能食のような取り扱いになっている可能性も捨てきれません。
食事は本来、栄養の摂取に加え、味や食事の雰囲気を楽しむためのものであり、それが味気ない1粒になってしまうのは寂しいことです。
人間の食事は今後どのように変わっていくのでしょうか。