『クローニングエッグ』は『動物の遺伝子アンプル』を注入して動物を誕生させるための専用ケースです。
古代の世界の空想動物
7万年前の日本でもペットが欲しい!
そう考えたドラえもんたちはパラダイス創作の1つとして『動物の遺伝子アンプル』と『クローニングエッグ』で動物をつくることにします。
担当になったのび太は持ち前の機転を活かし、アンプル同士を混ぜ合わせて空想の動物を生み出すことに成功します。
大長編のび太の日本誕生P47:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
動物たちはペットとなり、移動手段となり、頼もしい仲間となり、旅を盛り上げてくれるのでした。
ペットを孵します
『クローニングエッグ』は動物を孵すための専用ケースです。
中にアンプルを注入して待つだけの簡単なお仕事なので、のび太でも簡単にこなすことができますね。
誕生した動物たちは『グルメン』を食べさせるとぐんぐん成長します。
登場はこの時だけ
『クローニングエッグ』や『動物の遺伝子アンプル』が登場するのは大長編『のび太の日本誕生』編のみとなっていて、ここでしか見ることができません。
用途が限られてしまうことの他に、動物の命を軽々しく扱う印象もあることから倫理的にNGが出ているのかも、と推測しています。
大長編のび太の日本誕生P77:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
のび太がつくった空想上の動物は、過去も未来も現代も大っぴらに飼うことはできず、結局未来の空想サファリパークで預かってもらうことになります。
命をつくるだけつくって最後は他人任せという行動が、現代では受け入れがたいとされる可能性は考えられますね。
このひみつ道具はこの巻で読めます