お客さんを呼ぶことができる『カムカムキャット』というひみつ道具を紹介します。
ホテルをたてなおそう
パパとケンカして家出したのび太は、見かけは汚いけど歴史あるホテルでやっかいになることにします。
ホテル再建にむけて客集めをするのび太ですがうまくいきません。
その様子を見ていたドラえもんは『カムカムキャット』『室内旅行記』『ソーナルじょう』を使い、あたかも高級ホテルにいるかのような空間を作るのです。
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ホテル経営者の息子も無事に帰ってきてくれたことですし、このホテルはこの先繁盛することでしょう。
ドラえもん32巻「オンボロ旅館をたて直せ」P45:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
商売の心強い味方
『カムカムキャット』は本人の意思に関係なく体が自然とひっぱられて集客につながります。
ホテルやお店、商業施設が使うとその成果を最大限に発揮することができるでしょう。
今にも潰れる寸前のホテル
のび太がお世話になったホテル『つづれ屋』は300年以上の歴史あるホテルのようですが、水道すら止められている様子を見ると倒産寸前だったのは間違いありません。
ドラえもん32巻「オンボロ旅館をたて直せ」P38:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
この状態でもめげない経営者の姿を見るとすごいとしか言いようがありませんが、本来であればとっくに潰れていてもおかしくありませんよね。
異作品からのゲスト出演
物語の舞台となったつづれ屋は、藤子F不二雄先生の別作品『21エモン』のホテルです。
カムカムキャットの最後の登場する息子『19エモン』は21エモンのおじいさんにあたる人で、歴史が繋がっていることがここでわかります。
ドラえもんには要所要所にこのようなゲスト出演が見られるので、それを探してみるのも面白いですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます