『出入りかがみ』を使うと左右あべこべの鏡の世界に入ることができます。
新しい遊び場は鏡の世界
空き地で遊びたかったのにジャイアンたちが野球をやっているせいで使うことができません。
ドラえもんは『出入りかがみ』で鏡の世界を用意し、遊び場は無事確保されました。
ドラえもんカラー2巻「出入りかがみ」P107:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
鏡の世界の出来事が現実世界にも反映されるのですが、ボール遊び中に誤って家のガラスを割ってしまい、現実世界のジャイアンたちが犯人扱いされてしまったのでした。
無限に広がる世界
『出入りかがみ』を使うと左右あべこべの世界に入ることができます。
生物はいませんが、家や建物、道路は現実世界そっくりのものが広がっています。
自由に使える遊び場が手に入ったと考えるといいですね。
他の鏡の世界と違う場所
実はドラえもんには鏡の中の世界に入るひみつ道具がいくつか存在します。
今回登場した『出入りかがみ』が他と異なるのは、鏡の世界で物を動かしたり壊すと現実世界にも影響が出る点でしょう。
ドラえもんカラー2巻「出入りかがみ」P108:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
例えば大長編『のび太と鉄人兵団』では鏡の中の地球に敵ロボット軍をおびき寄せて戦闘が繰り広げられました。
これは現実の地球に影響が出ないようあえて鏡の世界を選んだのですが、もし『出入りかがみ』を使っていたら地球はめちゃくちゃになっていたでしょう。
鏡を割らないよう注意が必要
現実世界と鏡の世界をつなぐ唯一の道は『出入りかがみ』のみ。
これが割れてしまうと行き来できなくなってしまうので注意が必要です。
いつぞやの時のように『スモールライト』を上手に使うことで脱出することは一応可能かと思われますが、心臓によくないですよね・・・(詳細は入りこみ鏡を参照)
このひみつ道具はこの巻で読めます