その場所に行かなくても本人が映り込み、行った事にして旅行をねつ造できたら・・・

なんかくだらない見栄を張ったるために使われたり、アリバイ工作とかがやり放題になってしまいそうですが、今回はそんなひみつ道具『インスタント旅行カメラ』の解説です。

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のび太の見栄張りがアダになる

例によってスネ夫のハワイ旅行自慢に対抗するために、つい「世界一周をした」と見栄を張るにも程があるハッタリをかましたのび太。

当然証拠写真を見せる羽目になり、行ってもいない旅行の写真を急きょ撮る事になってしまいました。

タケコプターでは時間が掛かりすぎるし、瞬間移動できる「電車ごっこ」も故障中と八方ふさがり状態。

外ではスネ夫たちが「早く写真を見せろ」と待っています。

せかされるのび太に「要するに世界旅行が出来ればいいんだろ」と、ドラえもんが出したのが『インスタント旅行カメラ』です。

お手軽に世界旅行を楽しもう

このインスタント旅行カメラ、カメラレンズが2つ搭載されていて、片方に人物、もう片方に背景写真を用意して撮ると、写真を合成してくれるのです。

こうなればもう、「ジャカジャカ撮ろう!」と集めた外国の写真を使って片っ端からのび太を合成していきます。

インスタント旅行カメラで写真を合成する

もっと楽しそうな顔しよう

ドラえもん7巻「行かない旅行の記念写真」P62:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

世界各地に旅行に行った(ように見せかけている)写真をみて驚きを隠せないスネ夫たち。

一緒にいたしずちゃんがある写真を見て「あなたこんなところに行ったの?!」と驚きます。

そこに写っていたのは月面にいるのび太でした。

写真をねつ造したことがバレてしまい、みんなからとっちめられるのび太でした。

合成写真がバレて逃げるのび太

テキオー灯が登場していれば、話の辻褄は合ったのだが・・・

ドラえもん7巻「行かない旅行の記念写真」P63:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

というわけで、つまらない見栄を張るのは良くないという教訓的なお話でした(多分)。

現代ではすでに実現しているひみつ道具

このインスタント旅行カメラ、実在したらアリバイの工作や予算を掛けずにグラビアなどが撮り放題になりそう・・・と思ったら、現実世界では既に実現している道具です。

今は画像編集ソフトが豊富に出回っているため、それらを使えば複数の写真を合成することなど朝飯前なのです。

ただまぁこの「インスタント旅行カメラ」のように、写真を写すだけで簡単にとはいきませんが、多少の技術さえあればかなり出来のいい合成写真を作り出せたりします。

しかも最近はスマホのアプリでも、簡単な加工ならボタン操作だけで出来てしまうアプリもありますから、そのうち本当に撮るだけで合成写真が作れるアプリが出来るかもしれませんね。

カメラがたくさん登場するドラえもん

ドラえもんはシリーズを通してカメラに関するひみつ道具がたくさん登場することでも知られています。

コミックス20巻の「超大作特撮映画「宇宙大魔神」」に出てきた『イ―ジー特撮カメラ』があります。

こちらは写真ではなく映画用のカメラですが、このカメラ1台で合成や編集が出来て、文字通り特撮映画を簡単に作れてしまうものです。

他にも、藤子F不二雄先生短編「不思議カメラシリーズ」にも「コラージュカメラ」という合成写真を簡単に作るカメラが登場します。

これも現代の画像編集ソフトと機能はほぼ同じですが、セールスマンのヨドバ氏曰く「コンピューター解析でも合成と判別できない」というメリットがあります。

目撃者の記憶を基に政治家の不正を暴く証拠写真を作り出すことに成功したりしました(それってねつ造じゃないのかという気もしますが・・・)。

他にも、

などがあります。

藤子F不二雄先生は大の映画・カメラ好きだったという事もあり、ドラえもんだけでなく、他の作品にもカメラを扱った不思議な道具が登場しています。

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