未来の新しいエネルギー源『ドライライト』。
ドラやき食堂は果たして実現するのでしょうか?
ドラえもん、ご乱心
枯渇する石油の代替エネルギーとして未来の世界では『ドライライト』という、日光を固めた新しいエネルギーが使われています。
ほんのちょっとのカケラでお湯を沸かしたり電灯代わりにするなど省エネルギー&エコに抜群の効果があり、本当は禁止されているはずなのにドラえもんはそれを売ってお金儲けを考えるのです。
ドラえもん33巻「地底のドライライト」P28:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
暴利をむさぼるドラえもんでしたが、うっかりミスから『ドライライト』が街中に溶け出してしまい、ドラえもんの野望とともに崩れ去ってしまったのでした。
世紀の大発明
日光を原料にして誰でもかんたんに備蓄可能な『ドライライト』は石油に変わる大きなエネルギーです。
現代の世界でも太陽光発電は盛んですが、それを固形化してエネルギーとして使うなどという高度な技術は未開発。
現実世界で『ドライライト』が発明されれば、世紀の大発明として名前を残すことは間違いないでしょう。
貯蔵場所が必要
『ドライライト』は寒い場所で溶ける性質があり、地下など広い場所に日光を貯める必要があります。
ドラえもん33巻「地底のドライライト」P35:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
外気と触れないよう厳重にフタをし、必要な時に必要な分だけ取り出す方式です。
ドライライトでできること
コミックで語られる『ドライライト』の使い道は次の通り。
- 電灯
- カイロ
- 懐中電灯
- お湯を沸かす
- 周囲を温める
- 石油代わりに使う
未来の世界は石油に置き換わっているようなので、車や船の動力として使ったり、石油由来の製品(プラスチック、ビニールなどなど)も生み出すことができるのかもしれません。
こうやって考えているだけでワクワクしてくるのは、さすがドラえもんのひみつ道具ですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます