ライターの火で飛ぶことができる『エネルギー節約熱気球』。
当たり前ですが熱源の確保が大切です。
熱気球の旅
スネ夫が乗る熱気球に対抗し、のび太はドラえもんから『エネルギー節約熱気球』を借ります。
ライターの火だけで飛ぶ気球で、自由気ままな空の旅を楽しむことができます。
ドラえもんプラス4巻「エネルギーせつやく熱気球」P131:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ところがのび太としずかちゃんが気球を使っているとうっかり海に出てしまい、ライターのガスが切れそうになるのです。
ドラえもんプラス4巻「エネルギーせつやく熱気球」P135:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
2人は着ている服を少しずつ燃やしながらなんとか家に戻ることができました。
小さな熱源で節約空の旅
『エネルギー節約熱気球』はライターの小さな火で浮かび上がります。
ドラえもんが129.3kg、のび太を35.0kgとして合計約160.0kg、つまり大人2人が乗ってもライターの火で支えることができるわけです。
火のキープは工夫が必要
ドラえもんが気球に乗りながら、常に片手でライターを持っている様子から、『エネルギー節約熱気球』は普通に乗ると腕が疲れ、手元が熱くなってしまうことが予想されます。
ドラえもんプラス4巻「エネルギーせつやく熱気球」P132:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
また、今のライターは安全を考えて着火ボタンがとても硬くなっているため、長時間押しっぱなしにするのは強い握力が必要です。
簡易的な台を作ったり、火が消えないよう周りに小さな囲いを作るなどすれば安心でしょう。
熱源を確保しよう
飛行中のすべての熱をライターで供給するのはエネルギー効率が悪すぎます。
せめてろうそくやランタンを使うべきで、例えば防災用のろうそくだと10時間ほど燃え続けるわけなんですね。
他にも、ライターはオイルを補充できるタイプに変えたり、大量のろうそくを持ち込んでおくなど準備が大切です。
小さくなる気球もあります
ドラミちゃんのひみつ道具『ミニ熱気球(コミック40巻)』は線香1本で浮かぶ、さらに節約型の気球です。
自身の体を小さくする必要がありますが、『スモールライト』さえあればさらに省エネの気球として活躍してくれることでしょう。