『入りこみ鏡』を使うと誰も人がいない鏡の世界に入ることができます。
あなただけの世界が手に入るのです。
恐怖のミラー貝入(カイイレ)
ジャイアンから逃げるのび太。
日頃からよく見るシーンですが、ドラえもんは『入りこみ鏡』でジャイアンの恐怖から逃げることをのび太に提案します。
人は誰もおらず、左右対称になった不思議な世界。
ドラえもん33巻「鏡の中の世界」P63:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
のび太は現実世界と鏡の世界を行き来して安全に暮らしつつ、ミラー貝入(本当はミラー怪人のつもり)として活動します。
ジャイアンやスネ夫をこらしめたり、しずかちゃんを鏡の世界にさそって遊ぶなどまさに夢心地。
うっかり『入りこみ鏡』が割れてしまったものの、しずかちゃんの機転のおかげで無事に元の世界に戻ることができたのでした。
ドラえもん33巻「鏡の中の世界」P81:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
あなただけの世界
『入りこみ鏡』はあなただけが存在する不思議な世界です。
この世界に入るためには『入りこみ鏡』が唯一の方法で、鏡のスイッチを消しておけば誰にも完全に邪魔されない場所の誕生です。
どうして人間だけが都合よくいなくなるかを説明すると長くなるので、ここでは省きます(ドラえもん談)。
鏡は大切に
もし『入りこみ鏡』が何らかの表紙で割れてしまうと現実世界に戻ることができません。
ドラえもん33巻「鏡の中の世界」P80:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
のび太の時はたまたま『スモールライト』があったので事なきを得ましたが、『どこでもドア』や『タイムマシン』で行ける場所でもなく、下手すれば一生閉じ込められることも考えられます。
しかし実は大長編に登場する『逆世界入りこみオイル』を使えば、鏡の世界に行くことも可能です。
もし鏡が割れても落ち着いて対応しましょうね。
大長編でも登場
大長編『のび太と鉄人兵団』で『入りこみ鏡』は大活躍します。
鏡の世界に鉄人兵団をおびきよせて戦闘するシーンは圧巻ですね。
ぜひ大長編もチェックしてみましょう。