物理的に部屋を広げる特殊なローラー『部屋を広げるローラー』を紹介します。
狭けりゃ伸ばせばいい
野球チームに入りたいのび太はドラえもんに助けを求めます。
こっそりドラえもんが姿を消してアシストしてくれたおかげで大活躍ののび太ですが、やっぱり自分の実力でポジションをゲットしたいもの。
家で練習するため『部屋を広げるローラー』でのび太の部屋を広くし、ドラえもんと練習にはげむのでした。
藤子F不二雄大全集ドラえもん1巻「やきゅうそうどう」P13:小学館
物理的に部屋を広げます
『部屋を広げるローラー』を使って床掃除と同じ感覚で床をゴロゴロすると部屋を大きく拡大することができます。
のび太の6畳〜7畳の部屋がぐんと広がり、中でキャッチボールが可能なほどにまで大きくなりました。
特殊な四次元空間かと思われる
これだけ部屋の間取りが変われば家そのものの構造にも大きな影響が出そうなもの。
ところがその描写がないところを見ると、部屋の中が広がっているように感じるのはそこだけ空間が他とは異なる特殊な場所であると思われます。
『四次元たてましブロック』と同じく、いくら中を広げても外の見た目が変わらないのと同じ原理なのでしょう。
関連ひみつ道具
感覚を広げる道具も
物理的に部屋を広げる以外にも、本人の感覚的にその場が広がったと認識する薬もあります。
『シネラマン』を飲むと周囲がグインと広がった感覚に陥り、狭いお風呂でもまるで広いプールのような錯覚を覚えます。
関連ひみつ道具
これも周りからみたらただのお風呂のままなので、広い(と感じる)場所で思いっきり遊びたい時にはおすすめですね。
ただし必要量以上を服用するとだだっ広い場所で遭難してしまうおそれがあるので注意しましょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます