『光りごけ』を巻くと自ら発光して周囲を照らすだけでなく、自生して増殖する効果もあります。
のび太の地底国を明るく照らします
ひょんなことから見つけた地下の大空洞を活かし、子どもだけの国を作ろうと計画したドラえもんとのび太。
『ミニブルドーザー』で整地した後に『光りごけ』を巻き、地下帝国の礎となる土地作りからスタートです。
ドラえもん26巻「のび太の地底国」P165:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
1日たてば『光りごけ』は地下全体を照らすほど増殖し、帝国はまるで昼間のような明るさになりました。
ここからのび太の地底国が始まるのです。
明るさ確保に欠かせません
暗い場所を明るく照らすためには電気や火が有効的ですが、『光りごけ』は自生して増殖し、自ら発光するためエネルギー源が不要です。
特に世話をする必要もなく、放置するだけ。
手間いらずで明るさを確保できるのは嬉しいですね。
家で使うことはできるか?
『光りごけ』を自宅にまくと電気代いらずの生活を送ることができるかもしれませんね。
ただし、コケなのでいつかは無くなる可能性があること、また部屋全体が光ることになるので、電灯と比べて最初は違和感を感じる可能性があることも覚えておきましょう。
夜になると自動的に暗くなり、目に優しい暖かい光を放つようになるなど特別な機能があればいいのですが・・・。
新しい生命体
未来の科学技術を使って生み出された『光りごけ』は全く新種の生命体です。
現代ではタブー視される生命の創造ですが、ドラえもんの世界ではその倫理問題は解決されてより便利な方面に活用されていることがわかりますね。
このひみつ道具はこの巻で読めます