暗い場所をおしゃれに照らす『星型ランプ』を紹介します。
地味なシーンで登場するひみつ道具ですが、のび太の無人島生活を支える重要な役割を果たしました。
地面の中の明かり
ひょんなことから両親と大喧嘩し、無人島に家出してしまったのび太。
ドラえもんのポケットから持ってきたひみつ道具の中に『星型ランプ』が入っていました。
無人島の中で生活拠点をつくるのび太ですが、水を求めて『モグラ手ぶくろ』で地面を彫りますが、海水が湧き出るだけという絶望の状況に追い込まれます。
結局この時は『さすと雨が降る傘』で水を出すというアイディアにたどり着きますが、その時に掘った地面の中を明るく照らす役割で星型ランプはつかわれたのです。
ドラえもん14巻「無人島へ家出」P87:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
小さいながらも十分な光量があるようで、のび太の10年間の長い無人島生活の大きな支えになったことでしょう。
エネルギー源は不明
手に持って移動することができるほどコンパクトな星型ランプですが、そのエネルギー源が何かは不明です。
未来の道具なので、おそらく空気から電気を作り出す技術でも使われているのでしょう。
のび太の生活の支えになった(はず)
暗い地面の中で生活していると、のび太もきっと精神的におかしくなっていたことでしょう。
そんな場所を照らす星型ランプは、きっとドラえもんが助けに来てくれるという将来の希望につながる優しい明かりだったことでしょう。
小学生がたった1人で無人島で10年間も生活できるなんで誰も想像できません。
自分には心から信頼できるドラえもんがいる、ドラえもんならきっとなんとかしてくれるというのび太の生きる希望を支える役割を果たしていたのです。
このひみつ道具はこの巻で読めます