『イイナリキャップ』をかぶると、相手が言うことを何でもきいてしまう効果があります。
ジャイアンとムク
ジャイアンの犬ムクは言うことを聞かないことを理由に捨てられてしまいます。
『イイナリキャップ』でムクの事情を聞くと、実は原因はジャイアンにあることがわかります。
ドラえもんプラス5巻「イイナリキャップ」P63:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ところがジャイアンは街中で捨てられていたライオンに食べられる一歩手前まで追い詰められていて、そこをムクが勇猛果敢に助けに入るのです。
2人の仲はグッと深まったのでした。
ドラえもんプラス5巻「イイナリキャップ」P72:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
主従関係を構築
『イイナリキャップ』は2つの帽子から構成されています。
丸印がついた帽子をかぶった人は、矢印がついた帽子をかぶった人の言うことに絶対服従しなければいけません。
動物がかぶると動物語を理解できるようにもなる便利な機能がついています。
自分で取れない帽子
『イイナリキャップ』は自分から脱ぐことができません。
特に命令を受ける側からするといつまでたっても逃げることができないため、ジャイアンやのび太のように命の危機に遭遇することもあるのです。
ただし、取っ組み合いで暴れたりした時の衝撃では帽子が脱げることが確認されているため、外的要因があればいいと思われます。
ドラえもんプラス5巻「イイナリキャップ」P66:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
のび太の街は危険がいっぱい
そもそもなぜジャイアンがライオンに食べられそうになったかというと、ライオンを家で飼っていた人が無責任に捨てたことが原因です。
ライオンを飼うこと事態が意味不明ですが、それを捨てる神経も理解できません。
のび太の街はこれ以外でも非常に多くの危険が潜んでいることで知られています。
詳しくはこちらの記事でも紹介しているので、ぜひ御覧ください。