時間と場所を指定すると、その様子を本物そっくりに自動的にスケッチする『いつでもどこでもスケッチセット』というひみつ道具を紹介します。
昔の地図作り
変わりゆく町並みを懐かしむのび太のパパとおじさん(パパの弟)。2人は記憶を頼りに昔の町並みの地図を作成しています。
その手助けにドラえもんが出したのが『いつでもどこでもスケッチセット』で、時間と場所を指定して当時の町並みをスケッチブックに書き出すことができました。
ドラえもん41巻「いつでもどこでもスケッチセット」P168:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
のび太はこれを使ってしずかちゃんを描きますが、うっかり入浴シーンを描いたスケッチが見つかってしまい、大惨事に巻き込まれてしまったのでした。
ドラえもん41巻「いつでもどこでもスケッチセット」P168:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
本物そっくりのスケッチ
『いつでもどこでもスケッチセット』は世界中あらゆる場所を指定し、過去・未来問わず時間も指定してスケッチします。
のび太は大長編『のび太の日本誕生』で訪れた古代の日本の様子を誤ってスケッチしたこともありました。
直感的な操作ができます
のび太でも直感的に操作ができるほど『いつでもどこでもスケッチセット』はわかりやすい構造になっています。
まるでスマホみたいに見て想像できる操作性がウリですね。
みたままベレーより使い勝手がいいかも
ひみつ道具には『みたままベレー』『自動二十四色ふで』というものがあります。
ベレー帽をかぶった人が見る景色をまるで写真のように自動的にスケッチするひみつ道具ですが、あまりにもリアルすぎて写真と見間違えてしまうほど。
その点『いつでもどこでもスケッチセット』はあくまでもスケッチなので写真と勘違いされる心配はありませんし、色付けは自分でやることになります。
場所も時間も自由に指定できますし、絵の宿題が出た時は『いつでもどこでもスケッチセット』のほうが使い勝手が良さそうですね。