部屋の壁を任意の場所の景色にきりかえることができる『かべ景色きりかえ機』というひみつ道具を紹介します。
のび太の部屋でお花見を
楽しみにしていた家族そろってのお花見が流れてしまいふてくされるのび太。
ドラえもんはのび太の部屋からお花見をするべく『かべ景色きりかえ機』を使い、部屋の壁をお花見会場の公園に変えてしまいます。
ドラえもん31巻「かべ景色きりかえ機」P142:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
のび太の部屋を空きスペースと勘違いした酔っぱらい客が部屋に乱入するなどトラブルはありましたが、窓を開く高度を上げて解消。
パパの帰宅後、風情ある夜桜を楽しみながら団らんの時間を過ごしたのでした。
部屋にいながら世界旅行
殺風景で見慣れたいつもの部屋の雰囲気をガラリと変えてしまいましょう。
のび太たちのようにかしこくお花見を楽しんだり、大自然や普段は立ち入ることができない制限区域などを見るなど、部屋から出ることなく世界中あらゆる場所を楽しむことができます。
つながった空間に注意
『かべ景色きりかえ機』を使うと現地と自分の居場所がつながってしまいます。
ドラえもん31巻「かべ景色きりかえ機」P143:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
向こうからこちらの様子も見れるため、場所によっては一種の見世物小屋のようになるかもしれません。
お花見客のようにスペースが空いていると勘違いされても困りますので、目線よりはるか高い場所に景色が開くよう調整しましょう。
複数を組み合わせて使う
一度に複数の『かべ景色きりかえ機』を使うと、部屋の四方を囲まれた不思議な空間が出来上がります。
- 山に囲まれた緑あふれる部屋
- 雪に囲まれたシンと冷える部屋
- 砂浜に囲まれたおだやかな部屋
など、非日常を楽しむための場所作りに使えますね。
もちろんその時は部屋への侵入者には十分注意しましょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます