怒りのエネルギーを熱エネルギーに変換する『カッカホカホカ』を紹介します。
怒りで暖を取ろう
家の暖房器具が故障していることに腹を立てたのび太。
その様子を見たドラえもんは『カッカホカホカ』を取り出してのび太の怒りを吸い取り、熱エネルギーに変えて部屋を暖めることに成功します。
ドラえもんプラス6巻「カッカホカホカ」P99:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
そんな時、いつも怒りっぽいおじいさんにビクビクしているオドオドくんと出会い、のび太は『カッカホカホカ』でおじいさんの怒りを吸い取ってしまいます。
おかげでおじいさんも優しくなり、2人の関係は良くなったのでした。
ドラえもんプラス6巻「カッカホカホカ」P103:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
怒りエネルギーの有効活用
怒っている人の怒りエネルギーを吸い取り、熱エネルギーに変換する『カッカホカホカ』。
プラグを人にくっつけるだけで怒りを瞬時に吸い取ってくれます。
怒りの度合いによってエネルギー量が決まり、暖め続けるとエネルギーはどんどん失われていきます。
新たなエネルギー資源の誕生
人の感情をエネルギーに変えてしまう技術はノーベル賞ものではないでしょうか。
無用な争いが無くなり、環境にも優しく、使い方によってはまだまだ応用が効きそうです。
進化版はすでに登場している
コミック42巻に登場する『感情エネルギーボンベ』は『カッカホカホカ』のさらに先をいくひみつ道具です。
矢印を向けるだけで特定の人の怒りエネルギーを吸い取ることができ、それでお湯を沸かしたり電灯を付けたりラジコンを走らせるなど、あらゆるエネルギーに変換することができるのです。
『カッカホカホカ』の技術が応用されて開発されたと思われます。
発展が期待されます
怒りをエネルギーとして使う技術が進化すれば、例えば気分が落ち込みやすい人や悲しみいっぱいの人などのマイナスエネルギーでさえ吸収できるようになるかもしれません。
近い将来、人の感情を有効活用する技術の登場と発展が期待されます。