いつでもどこでもカラオケを!『カラオケマイク』の紹介です。
死闘!ガラクタを使った戦い
ドラえもんたちを襲った伝説上の生き物は、Mr. キャッシュが違法に販売する目的で作られた生物でした。
手元に残った数少ないひみつ道具で戦う中、なぜか残っていた『カラオケマイク』のノリの良い音楽に耐えきれなくなり歌い始めるジャイアン。
大長編のび太の南海大冒険P161:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
その強烈な歌声は改造生物の動きをストップし、戦況を一気に有利に変えてしまうものだったのです。
マイク型のカラオケセット
『カラオケマイク』は見た目はマイク、中身はカラオケセットという今でもよくあるタイプの歌の道具です。
おそらく使用者の音声や念波を読み取って選曲することができると思われ、これ1本あればカラオケがいつでもどこでも楽しめてしまうスグレモノです。
秘密兵器ジャイアンの歌
ジャイアンの歌は非常に強烈な不快感を与える歌として知られています。
聴く人を不快にし、嫌悪感を与え、吐き気をもよおし、耳を塞ぎたくなるような超音波的な歌声。
歌っている本人は全く無害なのには驚くばかりです(フグは自分の毒で死なない、というドラえもんの例えが逸材です)。
ジャイアンの歌に関する被害状況はこちらにまとめていますので、あわせて御覧ください。
ジャイアンの歌を気に入るベティ
そんなジャイアンの歌を気に入ってくれる唯一の存在が、女海賊のベティです。
大長編のび太の南海大冒険P162:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ジャイアンの歌を聴くと不快感を表すどころか涙を流して感動する始末。
これがお世辞ではないことは言うまでもないでしょう。
これまでジャイアンの歌は、音楽学校の生徒数を増やす宣伝目的でお世辞で褒められたことはありましたが、人を感動させることは一度もありませんでした。
基本的にジャイアンは周りが何を言おうが、自分が歌って気持ちよくなればそれでよかったのです。
ところが人に感動を与えることができると知ったジャイアンは、きっと今後は今まで以上に頻繁にリサイタルを開催することになるでしょう。アーメン。